会計・税務

個人事業主から同族会社への業務委託について

2023/5/02 07:49
匿名 さん
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個人事業主で行っていたwebサイトの運営業務を、同族会社に業務委託しようと考えています。 webサイトからは広告収入があり、所有権は個人のままで、業務委託費を支払うつもりです。 業務委託することで個人にかかる税金が抑えられ、法人に資金を移す効果も実際にあります。 こうした場合、やはり税務署から否認されるリスクが高まるでしょうか?

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2023/5/05 23:10
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井原 省吾
location_on 千葉県

個人事業主がwebサイトの運営業務を同族会社に業務委託する場合、税務署から否認されるリスクは一般的には高まる可能性があります。税務署は、業務委託契約が事実上の雇用関係を隠すための手段として利用されることや、所得税や社会保険料などの税負担を回避する目的での業務委託が行われることに対して厳しい対応をとることがあります。 業務委託契約が事実上の雇用関係であると認定された場合、所得税や社会保険料の未払いや適切な労働条件の提供などに関する問題が生じる可能性があります。また、業務委託費の支払いに関しても、適正な範囲内であることやサービスの対価として相当性があることが求められます。 ただし、具体的な事案や契約内容、業務の実態などによって状況は異なりますので、税理士や弁護士など専門家の助言を受けることが重要です。適切な業務委託契約書の作成や適正な業務の実施、税務申告の適正化などを行うことで、税務署からの否認リスクを軽減することができます。