会計・税務
役員借入の仕訳
2023/8/02 01:15
匿名 さん
個人事業主と法人の両方の事業を運営しています。法人の資金が不足しているため、個人事業主の口座から法人に支払いを行いました。 法人側では「役員借入」という方法で処理しましたが、個人事業主の方は、その事業とは関係のない支出を「事業主貸」として処理しても問題ないでしょうか?
2023/9/03 21:45
住田 誠一 税理士
東京都
個人事業主の口座から法人に支払いを行う場合、法人側で「役員借入」として処理するのは通常の方法です。これにより、法人と役員(個人事業主としてのあなた)の間に貸借関係を確立し、金銭の出し入れを追跡しやすくなります。 一方、個人事業主の方が「事業主貸」として処理するのは、通常の事業運営とは無関係の支出を意味します。この方法を選択すると、法人との貸借関係が整理されず、金銭の出し入れが事業の財務管理から独立してしまいます。 したがって、通常の運用としては、法人側で「役員借入」として処理することが推奨されます。これにより、金銭の流れが明確になり、法人の財務管理が適切に行われます。また、会計上の整合性も保たれ、税務上のトラブルを避けるためにも、正確な仕訳を行うことが重要です。 ただし、具体的な状況によっては、税務や会計処理に影響を及ぼすことがあるため、専門家や税理士に相談することをお勧めします。税理士は、あなたの事業の状況に合わせた最適な処理方法を提供できます。
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