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2023/9/22 08:24
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木戸 新次郎 税理士
location_on 東京都

インボイス制度に移行する場合、従来の売上レシートからの消費税計算方式を継続して利用しても問題はありません。ただし、インボイス制度では積み立て方式(前払い方式)と割り戻し方式(後払い方式)の2つの方法が選択できます。それぞれの違いについて説明します。 ■積み立て方式(前払い方式) ・この方式では、商品やサービスを提供する前に、消費税を事前に請求し、受け取ります。具体的には、請求書に消費税を含めて請求し、支払いを受けた時点で消費税を収めます。 ・顧客から受け取った消費税は、期末に税務当局に納税します。 ■割り戻し方式(後払い方式) ・この方式では、商品やサービスを提供した後に、実際の売上額に基づいて消費税を計算し、請求します。顧客は商品の代金と消費税を後で支払います。 ・顧客から受け取った消費税を期末に税務当局に納税します。 両方の方式は、正確な消費税計算を確保できる方法です。従来の方法が正確でない場合、割り戻し方式(後払い方式)を採用することで、実際の売上に基づいて正確な消費税を計算できます。積み立て方式と割り戻し方式のどちらを選択するかは、経営のニーズや事業の性質によります。 ただし、インボイス制度に移行する場合、法的な要件を遵守し、請求書(インボイス)の発行と消費税の納税について、税務当局の指針に従うことが重要です。税務署や税理士と協力し、正確な方法で計算と記録を行うことが大切です。

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