会計・税務
事業主借について
2023/8/05 09:29
匿名 さん
個人事業主として活動している際、個人のお金を事業に出し入れすると、通常は「事業主借」の仕訳が必要です。 ただし、これだけで終わっても問題はありませんか? 「事業主借」のままで良いのでしょうか?
2023/9/08 21:44
栗本 鉄夫
鳥取県
「事業主借」のままで終わることは、一時的な出し入れに関しては問題ありませんが、長期間にわたる場合や大きな金額になる場合には注意が必要です。以下は詳細です。 ①期間と金額: 一時的な出し入れであれば、その都度「事業主借」の仕訳をつけることは一般的です。しかし、長期間や大きな金額になる場合は、適切な対処が必要です。 ②利息の発生: 長期間にわたるか、大きな金額の「事業主借」の場合、税法においては利息が発生する可能性があります。これには税金がかかることがありますので、適切な利息を計算し、支払う必要があります。 ③法的な側面: 長期間にわたる「事業主借」は、事業主としての信頼性に影響を及ぼす場合があります。特に、法的な紛争や会計検査が発生した場合、明確な記録と契約が求められます。したがって、長期間の場合は正式な契約を検討することが重要です。 ④経理の簡素化: 長期間や大きな金額にわたる「事業主借」は、煩雑な経理を招く可能性があります。事業の成長に合わせて適切な金融商品(例: 銀行融資)を検討することで、経理の簡素化が図れる場合もあります。 要するに、一時的な出し入れに関しては「事業主借」を使用することは問題ありませんが、長期間や大きな金額になる場合は、法的、税務的な側面を含めて検討し、適切な措置を講じることが重要です。税理士や会計士に相談し、具体的な状況に応じた適切な方法を見つけることをお勧めします。
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