会計・税務

個人事業税について

2023/8/17 14:26
匿名 さん
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以前は個人事業主として事業を行っていましたが、昨年の6月に法人として組織を変更しました。 法人になってから、個人事業税の支払通知が届き、納付もしました。 今年3月に確定申告を行う際、この支払った個人事業税は、個人事業主として申告するべきなのでしょうか? それとも法人として処理すべきなのでしょうか?

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2023/9/09 02:46
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住田 誠一 税理士
location_on 東京都

個人事業主から法人への組織変更に関して、個人事業税の扱いは以下のようになります。 ①組織変更時の個人事業税: 組織変更時に未納の個人事業税がある場合、それらは個人事業主としての負債です。組織変更後でも、この未納の個人事業税は個人事業主としての負債として処理されます。法人になったからといって、これらの未納分は法人の負債にはなりません。 ②法人の税金としての扱い: 組織変更後、法人としての税金(法人所得税や法人税など)は法人の負担となります。法人になると、個人事業主としての税金と法人の税金は別になり、法人としての納税義務が発生します。 ③確定申告の注意: 3月に行う確定申告では、法人としての確定申告を行う必要があります。個人事業主としての確定申告は、組織変更した年に法人としての確定申告となります。 要するに、法人になってからの税金は法人のものであり、個人事業主としての税金はそれに続く期間のものです。組織変更の際に未納の個人事業税については、個人事業主としての負債として処理され、法人になってからの納税は法人の責任となります。確定申告は法人として行う必要がありますので、税務署や税理士に相談して法人の確定申告を進めることをお勧めします。

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