会計・税務
インボイス導入後の業務委託への報酬について
2023/9/18 07:26
匿名 さん
私は美容室を経営しており、現在業務委託美容師に対しては消費税込みで報酬を支払っています。インボイス制度が導入されることになり、美容師とサロンの双方にどのような影響があるか試算しています。 美容師側の影響についてです。 - 美容師側が課税事業者になり、簡易課税50%で仕入れ控除を適用する場合、報酬に対する影響は大体-5%程度になる見込みです。 - 美容師側が免税事業者になる場合、報酬への影響は-9%から-10%程度になるでしょう。 サロン側の影響についてです。 - サロン側に特に経営への影響はないと考えられます。 - 美容師への報酬を現行より2%増やす場合、サロンには約180万円程度の影響がある見込みです。 このような複雑な施策について、わかりにくい部分があるかもしれません。もしご質問があれば、どんどんお聞きください。お手伝いできることがあれば幸いです。
2023/9/23 20:52
寺田 椛
長崎県
インボイス制度が導入されることで、美容師とサロン双方に影響がある場合、試算や影響分析は重要です。以下にいくつかのポイントを補足します。 【美容師側の影響】 ①課税事業者としての影響 ・美容師が課税事業者になる場合、消費税を請求・納税する責任が生じます。これにより、報酬に消費税が含まれます。 ・美容師は自身の収入から経費(仕入れなど)を差し引いて消費税を納付します。収入に対する消費税負担があり、報酬額が減少することが予想されます。 ②免税事業者としての影響 美容師が免税事業者になる場合、消費税を請求・納税する必要はありませんが、報酬への影響は見込みより大きくなる可能性があります。報酬が実質的に減少するため、調整が必要かもしれません。 【サロン側の影響】 ①報酬の調整: サロンが美容師に支払う報酬を現行より2%増やす場合、その分のコストがかかります。これは収益への影響を意味します。この増額分は、サロンの経営計画に組み込まれるべきです。 ②課税処理 サロンは美容師から請求された消費税を納税する責任があります。正確な請求書と記録が不可欠です。 上記の分析は非常に重要ですが、具体的なケースにより異なります。詳細な助言や計画策定には、税理士や会計士の協力を仰ぐことをお勧めします。特に、法的な規制やインボイス制度に対する最新のガイドラインを考慮に入れることが重要です。
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