2023/9/01 03:51
井本 哲二
京都府
法人化後、法人のための支出を個人事業主の銀行口座から行い、後で法人の口座から返金された場合、これらの取引を削除することは税務上問題が生じる可能性があります。以下に詳細を説明します。 1.経理と記録の整合性: 経理記録は正確で整合性がある必要があります。個人事業主の銀行口座から法人のために支出があった場合、これらの取引を記録しておくことが税務上重要です。後で法人の口座から返金されたことも正確に記録する必要があります。 2.税務監査対策: 税務当局が監査を行った際、正確な記録が提出されない場合、課税所得が過小申告されたと見なされ、罰金や追加の課税が発生する可能性があります。したがって、取引の削除は避けるべきです。 3.法人としての経費として認識: 法人としての経費は法人の銀行口座から支出されるべきです。個人事業主の銀行口座から支出された経費を法人経費として認識するためには、支出時に適切な記録を残すことが必要です。 したがって、これらの取引を削除せずに、正確な記録と文書を保持し、法人としての経費として適切に処理することをお勧めします。税務上の問題を回避し、正確な経理記録を維持するために、税理士や会計士の協力を得ることが賢明です。
資金調達、専門家探しのご相談を
簡単30秒今すぐ問い合わせる
地域を選択してください
必須どの市区町村でお探しですか
任意 同じカテゴリーのQ&A
- 開業準備費、開業日前の売り上げと経費の計上についてchevron_right
- 制作業務の再委託についてchevron_right
- 業務委託で仕事を始めたのですが…chevron_right
- 事務所と工場の住所が違う場合chevron_right
- 専業主婦がフリーランスになるにあたり、経費や届出についてchevron_right
- 個人事業主開業についてchevron_right
- 副業の確定申告 住民税の申告についてchevron_right
- 税務調査chevron_right
- 開業後の開業費の支払についてchevron_right
- 飲食店で会計士を雇わないでやっていけますか?chevron_right