会計・税務

委託先販売価格に関して

2023/9/13 07:53
匿名 さん
設定無しユーザ画像

私はハンドメイド作家として委託販売を行っています。最近、委託先から以下のような連絡がありました。 "会社経営ではなくなるため、消費税は取らないことになりました。次回からの納品は価格は消費税をつけないでお願いします。" この連絡を受けて、最初は特に考えずに税抜き価格で販売を了承しました。しかし、委託先が増え、他の多くの店舗では価格に消費税を含めて販売しているのに、ここだけが税抜き価格で販売することが気になり始めました。また、私は資材を仕入れる際には消費税を支払っていますし、インボイス制度が始まることも考慮して、消費税込みでの販売価格に変更したいと考えています。 一般的な委託先が消費税をとらないからといって、私がそれに合わせる必要があるのか、どのように対応すべきかについてのアドバイスをいただけますでしょうか?

Facebook
Twitter
2023/9/23 15:16
設定無しユーザ画像
新谷 克洋
location_on 宮崎県

委託販売に関する価格設定についてのお悩み、理解しました。消費税に関する価格設定については、以下の点を考慮しながら対応を検討することが重要です。 ①法的な規定 委託先が消費税を取らないことを決定した場合でも、法的には特に問題はありません。ただし、これは委託先の方針によるもので、全ての業者が同じように対応しているわけではありません。 ②市場の慣行 同業他社が商品価格に消費税を含むことが多い場合、税抜き価格での販売は市場で他社と異なる存在となる可能性があります。これが競争にどのような影響を及ぼすかを考慮する価値があります。 ③自身の経費と消費税 資材仕入れなどの経費に対しては消費税がかかることを考慮してください。この消費税をカバーするために価格に含めることは、経営の健全性を保つ観点から重要です。 ④インボイス制度への対応 インボイス制度が導入される場合、消費税の取り扱いが変わる可能性があります。将来的な変更に備え、税込み価格に変更することも検討すべきです。 最終的な判断は、自身のビジネス戦略や市場状況によります。他社と同じ価格設定が一般的な場合、価格に消費税を含めることは競争力を維持するために有益かもしれません。ただし、この点について委託先との対話も重要です。価格変更に関する連絡を行い、調整の余地があるかどうかを話し合うことが、双方にとって合理的な解決策を見つける第一歩となるでしょう。