会計・税務
個人事業主の共同経営について
2023/9/16 06:59
匿名 さん
私たちは2人の個人事業主でお店を経営しています。 もし1年間の売り上げが合計で1,000万円を超える場合、課税対象になるのでしょうか?それとも、1人あたりの売り上げが1,000万円を超えた場合に課税対象とされるのでしょうか?
2023/10/01 12:44
住田 誠一 税理士
東京都
個人事業主としてお店を共同で経営している場合、課税対象になるかどうかは売上の合計ではなく、個別の売上によって判断されます。具体的には、個人事業主ごとの売上が基準となります。 以下に詳しく説明いたします。 1.個人事業主ごとの売上が基準: 課税対象となるかどうかは、各個人事業主の売上によって判断されます。したがって、1人あたりの売上が1,000万円を超えた場合、その個人事業主については課税対象となります。共同経営を行っていても、各自の売上が個別に評価されます。 2.売上の合算ではない: 1年間の売上を合算することで、合計売上が1,000万円を超えた場合でも、個別の売上が1,000万円を超えるかどうかを確認する必要があります。つまり、あなたともう一人の共同経営者の個別の売上が1,000万円を超えた場合、それぞれの個人事業主に課税が適用される可能性があります。 3.法人化の検討: 売上が増加して課税対象になる場合、法人化を検討することも一つの選択肢です。法人化すると、法人としての売上が課税対象になりますが、法人税制度や消費税に関する取り決めが異なるため、具体的な事情に合わせて最適な形態を選択できるでしょう。 最終的な判断は、あなたと共同経営者の個別の売上によって決まります。売上が増加して課税対象になる場合、税理士や税務顧問と相談し、最適な対策を検討することをお勧めします。
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