会社設立・許認可

法人化タイミングについて

2023/7/01 22:15
匿名 さん
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3年前から開業しており、年々利益が増えています。現在、従業員も自分以外に二人います。従業員に対して待遇をよくしてあげたいと思い、将来的には社会保険に加入したいと考えています。そのためにも法人化した方が良いのではないかと考えています。 ただし、現在の利益は80万円程度であり、法人にすることで何かリスクがあるのでしょうか?また、社会保険に加入した場合、自分自身は社会保険に加入できないのでしょうか? これらに関してわかりやすくアドバイスいただければと思います。よろしくお願いいたします。

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2023/7/29 09:51
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住田 誠一 税理士
location_on 東京都

現在の状況に基づいた法人化と社会保険の検討についてお答えいたします。 まずは法人化に関する点です。 ■法人化のメリット ・税制優遇: 法人は所得税率が低い場合があり、利益を法人に残すことで税負担を抑えることができます。 ・資金調達の拡大: 法人は銀行融資や投資の際に信頼性が高まり、資金調達がしやすくなります。 ・リスク分散: 個人財産と法人財産が分離されるため、個人資産を保護する面でも有利です。 ■法人化のリスク ・経費増加: 法人としての運営には手続きやコストがかかる可能性があります。 ・税務申告の複雑化: 法人の税務申告は個人とは異なるルールがあり、専門家のアドバイスが必要なことがあります。 次に、社会保険に関する点です。 ■法人での社会保険加入 法人化した場合、従業員として雇用されることで、労働保険(雇用保険・労災保険)に加入することが可能です。ただし、社長自身が従業員として働く場合、その取り決めに応じて社会保険に加入することも可能ですが、個別の条件や事情により異なる場合があります。 ■自己保険加入 自己保険としての国民健康保険に加入することも考えられます。ただし、法人との兼ね合いや収入によって加入資格や保険料が変動するため、詳細な条件を確認することが重要です。 まとめると、利益が増えてきており、従業員の待遇向上や社会保険の加入を検討されている場合、法人化は一つの選択肢となります。ただし、法人化には手続きやコストが伴うため、専門家のアドバイスを受けながら、将来の展望を考慮して判断することが重要です。社会保険に関しても個別の状況を考慮し、適切な選択を行うことをおすすめします。

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