会社設立・許認可

有限会社の休眠について

2023/9/18 23:46
匿名 さん
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家族で経営している飲食店で、経営が厳しい状況にあります。従業員は弟と父、そしてパートの2名です。 現在、休眠にするか、精算して個人事業主に戻すか、どちらが最善の選択かを迷っています。 精算する際には費用がかかると聞いており、休眠にしても有限会社が残り続けることを考えると、どちらが良いのか明確ではありません。 休眠と精算のそれぞれのメリットとデメリットについて教えていただけますか?

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2023/9/21 23:22
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木戸 新次郎 税理士
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有限会社を休眠にするか、精算するかは、事業状況や家族の将来の計画によって最適な選択が異なります。以下に休眠と精算のそれぞれのメリットとデメリットを説明します: 【休眠にする場合】 ■メリット 1.法的な存在継続: 会社は法的に存続します。将来的に事業再開する際に再度法人格を取得する必要がありません。 2.資産保全: 会社の名前や資産(銀行口座、不動産、設備など)は保持され、後で再開するために利用できます。 3.税務上の柔軟性: 休眠状態では法人税などの税金がかかりません。 ■デメリット 1.年次報告書提出の必要: 会社は法的存在であるため、年次報告書を提出し続ける必要があります。 2.従業員との契約: 休眠にする場合、従業員との雇用契約を解除する必要があるかもしれません。 【精算する場合】 ■メリット 1.事業のクローズ: 会社の完全なクローズが可能で、会社の債務や責任から解放されます。 2.税金優遇: 一部の場合、精算することで税金の優遇措置を受けることができます。 3.簿記処理簡略化: 精算後、経理や帳簿の管理が簡単になります。 ■デメリット 1.費用と手間: 精算には時間と費用がかかります。税理士や弁護士の支払いも発生します。 2.法人格の消滅: 一旦精算すると、会社は完全に消滅し、再開するためには新たに法人格を取得する必要があります。 どちらが良い選択かを決定する前に、会計士や税理士に相談することをお勧めします。彼らは具体的な事情を考慮し、最適なアドバイスを提供できます。また、将来の事業計画や家族の意向も考慮に入れ、よく検討することが大切です。

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