会社設立・許認可
会社設立のメリットデメリットについて
2023/9/01 04:05
匿名 さん
現在、個人事業主として事業をスタートさせ、毎月売上が100万円を超える見込みです。 本来の質問内容とは異なりますが、広告代理業を行う際にGoogleのクレジットカード決済が必要であり、法人契約のクレジットカードが必要とされるため、法人設立が必要となる可能性が高まっています。 私は税務についての知識が限られており、月間売上が100万円を超える場合、税務の観点からも法人を設立すべきかどうか確認したいと考えています。 さらに、広告代理業以外にも情報商材事業(月売上約10万円)、通信販売事業(1年以内に開始予定)、不動産事業(3年以内に開始予定)を展開する予定です。このような複数の事業を運営する際に、法人を別個に設立することが税金対策として有効であるでしょうか。 どうぞよろしくお願いいたします。
2023/9/21 01:38
田中 実 経営コンサルタント
埼玉県
法人設立のメリットとデメリットを考える前に、具体的な状況に合わせて法人設立が適しているかどうかを評価しましょう。 【法人設立のメリット】 ①法人としての信用度の向上: 法人は個人事業主よりも信用度が高い場合があり、ビジネスの信頼性向上につながることがあります。 ②リスク分散: 複数の事業を展開する際、法人ごとに事業を運営することで、リスクを分散できます。一つの事業が困難な状況に陥っても、他の事業には影響を与えません。 ③税制上のメリット: 法人としての収益には法人税が適用され、個人の所得税とは別に計算されます。法人税率は個人の所得税率よりも低い場合があるため、税制上のメリットがあります。 【法人設立のデメリット】 ①設立・運営費用: 法人設立には設立費用や年次の報告書提出など、個人事業主よりも多くの費用と手続きがかかります。 ②税務処理の複雑化: 法人としての税務処理は個人事業主よりも複雑であり、専門知識が必要です。税務顧問や会計士のサポートが必要です。 ③資本の拘束: 法人には最低限の資本金が必要な場合があり、資金を拘束することになります。 ④役員責任: 法人の役員(代表取締役など)は会社の借金や納税について責任を負います。個人事業主とは異なり、個人資産と会社資産が分離されているわけではありません。 法人設立は事業規模や将来の展望によって適している場合がありますが、デメリットも考慮する必要があります。事業を複数展開する場合、法人を別個に設立することは、リスク分散や税制上のメリットを生かす方法の一つです。ただし、法人設立には一定のコストや労力がかかるため、慎重に検討し、専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。 具体的な状況に合わせて、税務アドバイスや法的アドバイスを受け、最適な選択を行うことが重要です。
資金調達、専門家探しのご相談を
簡単30秒今すぐ問い合わせる
地域を選択してください
必須どの市区町村でお探しですか
任意