決算
異なる事業間での経費の税務処理について
2023/7/23 06:54
匿名 さん
お世話になります。 私は個人事業主で、不動産事業と飲食店経営の2つの事業を展開しています。不動産事業は順調ですが、飲食店は新型コロナの影響で赤字です。 不動産事業で得た売上から飲食店事業の経費を支払いたいのですが、そういうことは可能でしょうか? 具体的には、不動産事業用に登録している銀行口座から、飲食店事業の経費支払用(日々の仕入れ等)として使っているクレジットカードの引き落としを行いたいです。 そのような事業をまたいだ経費の直接の清算が税務上問題ないか教えてください。 また、具体的な記帳の注意点があれば教えていただけると助かります。
2023/7/28 18:31
栗本 鉄夫
鳥取県
異なる事業間での経費の取り扱いには、以下のポイントがあります。 (1)経費の相互清算 個人事業主が異なる事業を展開している場合、売上や利益が一つの口座に入ることが一般的です。この場合、不動産事業で得た売上から飲食店事業の経費を支払うことは原則として可能です。 (2)記帳の注意点 経費の相互清算を行う際には、明確な帳簿管理が重要です。具体的には、以下の点に留意してください。 ・経費の明確な区分:飲食店事業の経費を不動産事業の売上から支払う場合、支払う経費がどの事業に属するものなのかを明確に区分する必要があります。帳簿上で事業ごとに経費を明確に記録しておくことが重要です。 ・資金の移動:不動産事業の売上から飲食店事業に資金を移動させる場合、明確な資金の出入りを記録する必要があります。資金の移動が複雑な場合は、税理士に相談することをおすすめします。 なお、経費の相互清算においては、不正な目的での資金移動を防ぐためにも正確な記帳と適切な説明が重要です。税務署が調査を行う際には、帳簿や経費の取り扱いについて詳細な説明を求められる可能性もあるため、十分な対応を心掛けてください。 経費の相互清算が正確に行われるように、帳簿管理をしっかりと行い、必要な場合は税理士に相談することで、円滑な税務処理を進めることができます。どうぞ、ご自身の事業の成功を願っています。
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