決算

マンション取得時に支払う修繕積立基金の仕分けについて

2023/8/20 08:30

個人事業主として活動しています。新築マンションを購入し、そのうちの1/3を事業に活用する予定です。 この際、取得に関わる費用の中に「修繕積立基金」が含まれており、その仕訳についてご教示いただきたいです。 購入契約によると、将来の修繕計画が25年分示されています。毎月支払う修繕積立金を、事業割合に基づいて前払い計上する予定です。具体的には、総額を25年で割り、事業割合(1/3)を乗じて、支払日から25年ごとに年ごとに計上すればよいでしょうか? また、この修繕積立金の計上に関して、毎月支払う管理費・修繕積立金と同じ勘定科目を使用しても問題ないでしょうか?

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2023/8/22 15:38
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永島 昌子 税理士
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新築マンションの修繕積立基金の仕訳についてお教えいたします。 修繕積立金の計上に関して、以下の手順で行うことが適切です。 1.まず、購入契約に基づいて将来の修繕計画が示されていることを確認します。 ↓ 2.総額を25年で割って1年ごとの修繕積立金を計算します。この金額を、事業に活用する部分(1/3)を乗じた額が、事業の負担となります。 ↓ 3.毎月支払う修繕積立金を、計算した年ごとの金額で前払い計上します。具体的には、事業の負担額を12で割り、毎月の前払い額として計上します。 ↓ 4.仕訳の際には、「修繕積立金」を借方に、適切な負債勘定(例えば、「未払修繕積立金」など)を貸方に記帳します。 ↓ 5.修繕積立金の支払日になると、支払金額を借方で記帳し、未払修繕積立金を貸方で減少させます。 修繕積立金の計上に関して、管理費・修繕積立金と同じ勘定科目を使用することは一般的ですが、会計上の整合性を保つためには適切な内訳や明細を残すことが重要です。また、税務処理においても正確な計上が求められるため、税理士のアドバイスを受けることをお勧めします。

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