会社設立・許認可
会社設立前の経費について
2023/8/12 01:30
匿名 さん
個人事業主として、お客様との会食などの交際費を支出していました。 しかし、収入が見込めるようになり、法人を設立することに決めました。 この場合、法人設立前に発生した交際費などの経費を計上しても問題ないでしょうか。
2023/8/23 20:38
永島 昌子 税理士
東京都
会社設立前の経費についてのアドバイスをお伝えします。 法人を設立する際、個人事業主として発生した経費を法人に計上することは一般的です。ただし、いくつかポイントがあります。 ①設立時期の確認: 法人設立のタイミングや手続きによって違いがあります。経費の計上を行う前に、法人設立が正式に完了していることを確認してください。 ②経費の内容と業務関連性: 交際費などの経費は、業務に直接関連しているものである必要があります。法人の業務や目的と合致している経費に限って計上することが望ましいです。 ③適切な記録: 計上する経費には、支出日や支払先、支出の目的などが明確に記録されていることが重要です。適切な帳簿管理を行い、将来の税務申告などで問題が生じないようにしてください。 ④税務ルールの遵守: 計上した経費が税務上のルールに適合していることを確認してください。法人の税務申告に際しても、正確な情報を提供することが重要です。 ⑤専門家のアドバイス: 経理や税務に詳しい専門家(会計士や税理士)に相談し、適切な計上方法や税務処理についてアドバイスを受けることをおすすめします。 結論として、法人設立前に発生した経費を計上することは原則可能ですが、上記のポイントに留意して適切な処理を行うことが重要です。
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