会社設立・許認可
複数屋号について
2023/9/10 11:00
匿名 さん
2つの異なる事業を展開したいと考えています。 一つは、服のブランドを立ち上げてデザイン、製造、販売を行うことで、このブランド名を屋号として登録しました。 もう一方は、デザイナーやイラストレーターとして活動し、受注やグッズ販売を行う予定で、この活動に関しても屋号を登録したいと思っています。 本来はデザイナーとしての活動に専念する予定でしたが、洋服の洗濯タグにブランド名が必要という要件があり、それを満たすためにブランド名で開業届を提出しました。調査したところ、複数の屋号を持つ方法についてさまざまな意見があり、どうすれば良いのか分からなくなっています。 デザイナーやイラストレーターとしての活動や販売において、実名を出したくないため、複数の屋号が必要です。また、可能であればデザイナーの方に関連する口座を開設したいと考えています。何か解決策や正しい手続き方法があるでしょうか？ 複数の屋号を持つための適切な方法を教えていただけると助かります。また、名乗ったらもう屋号とされる場合、登録していない屋号でも領収書名として使用できるかどうかも心配です。アドバイスいただければ幸いです。
2023/9/24 14:03
住田 誠一 税理士
東京都
複数の屋号を持つ場合、事業の運営や税務上の管理を簡便にするために、いくつかのアプローチが考えられます。以下に選択肢を示しますので参考下さい。 ①法人設立 事業ごとに異なる屋号を持ちたい場合、法人設立が適切な解決策となります。法人は複数の事業を同時に運営し、それぞれの事業に異なる屋号を使用できます。また、法人は銀行口座を複数持つことも可能です。ただし、法人設立には一定の手続きと費用がかかりますので、事前に検討が必要です。 ②屋号登録の検討 一般的に、法人格を持たない個人事業主は、屋号（事業名）を複数登録することは難しいことがあります。ただし、事業内容が大きく異なる場合、別の屋号を使用するために登録名の変更や新たな屋号の登録を検討することができます。ただし、各地域の商工会議所や役所の規則に従う必要があります。 ③領収書の名前 領収書の名前には通常、法的な屋号が記載されます。ただし、領収書名には屋号以外の名前も使用できます。個人名でも領収書名として使用することが一般的です。しかし、税務上の観点から、領収書名と事業名（屋号）が一致する方が望ましいです。 複数の屋号を持つ場合、税務や法的な側面で注意が必要です。各屋号の売上や経費を明確に管理し、確定申告の際に正確な情報を提供できるようにすることが大切です。また、税理士や会計士に相談し、最適な方法を特定することも重要です。
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