会社設立・許認可
LLP(有限事業責任組合)の経費配分について
2023/7/11 20:49
匿名 さん
友人と一緒にLLP(合同会社)を設立する予定です。 経費の配分について、出資比率によるものではなく、組合契約で別途各個人に帰属する分の経費のみを負担するようにしたいと考えています。 具体的には、発生した経費を個別に記録し、年度末にそれを各個人の負担分として配分し、確定申告の際には個別に記載する方法を検討しています。 一般的にはどのような記載の仕方が行われるのでしょうか?
2023/7/30 09:18
永島 昌子 税理士
東京都
友人とのLLP(有限事業責任組合)の経費配分については以下のような方法が一般的に行われています。 ■経費の記録と配分方法 (1)経費の個別記録: 各組合員は発生した経費を個別に記録します。この際、経費の内容や金額、支払日などを詳細に記録しておくことが重要です。 (2)経費の配分: 年度末など一定のタイミングで、各組合員が実際に負担する経費を計算します。これは、各組合員の個別な帰属分としての経費を合算することで行われます。 ■確定申告時の記載方法 (1)各組合員の確定申告: 各組合員は自身の確定申告書に、実際に負担した経費を個別に記載します。これにより、経費の配分が個別の確定申告に反映されます。 (2)組合の確定申告書: 合同会社(LLP)自体も確定申告を行います。経費の配分に関する詳細な情報をまとめた組合の確定申告書を提出することが一般的です。これにより、組合の収益や経費が適切に申告されます。 ただし、経費の配分や記載方法に関しては、専門家の税理士や会計士のアドバイスを受けることをおすすめします。また、組合契約においても経費の配分方法を明確に規定することが重要です。各組合員が合意できる形で経費の取り扱いを決定し、適切な記載と申告を行うことが経費配分の効率的な管理につながります。
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