事業計画
事業計画作成に関するコンサルティング費用は資産計上できますか?
2023/6/13 08:43
匿名 さん
期首から10ヶ月かけて、会社の中期経営計画(翌年から実施予定)と事業所の大規模な修繕計画(10年以内に実施予定)の作成をコンサルティング会社に依頼する予定です。 この場合、コンサルティング費用の処理方法について教えてください。 具体的には、単年度決算で全額を経費計上すると、決算書に与える影響が大きくなるため、資産計上して複数年度で償却できる方法などがあればご教示いただけますか?
2023/6/24 14:16
永島 昌子 税理士
東京都
事業計画作成に関するコンサルティング費用の処理方法についてご説明いたします。 コンサルティング費用の処理方法は、以下の2つの選択肢が考えられます。 ①資産計上と償却 コンサルティング費用を資産として計上し、複数年度にわたって償却する方法です。これにより、単年度決算に与える影響を分散させることができます。通常、資産計上するためには、費用が将来の経済利益に対する見込まれる費用であること、また償却期間や償却方法が適切であることが求められます。会計基準や税法に従い、適切な償却方法を選択してください。 ②当期経費計上 コンサルティング費用を期首から10ヶ月にわたって発生した経費として当期に全額計上する方法です。この場合、コンサルティング費用が当期の業績に直接反映されますが、財務諸表への影響が大きくなる可能性があります。 どちらの方法を選択するかは、会社の方針や財務上の要件によります。資産計上と償却は長期的な視点で費用を分散することができますが、財務諸表に影響を与えるため、十分な検討が必要です。当期経費計上は簡略化された処理方法ですが、決算書への影響が大きいことを考慮して判断してください。会計基準や税法の要件を満たす方法で、適切な処理を行ってください。
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