事業継承

相続手続きと増資について

2023/3/09 11:50
匿名 さん
設定無しユーザ画像

現在相続手続きの最中です。 父が100%株式を保有していた会社の株式も相続の対象になっています。 事業については父の後妻の連れ子が継承していて、株式は遺言により100%後妻が相続するようになっています。 先日、法務局に行った際に、父の会社の登記簿を見てみたら、 父が亡くなってから相続の手続きがまだ終わっていないのですが、その間、会社の株式が増資されています。 これは相続の手続きにおいて、何らかの意味を持つものですか?

Facebook
Twitter
2023/3/11 17:24
ユーザ画像
荒木 勝次 弁護士
location_on 埼玉県

相続手続きがまだ終わっていない状態で、会社の株式が増資された場合、相続人にとっては悪影響を与える可能性があります。増資によって相続分が薄まり、相続人の権利や利益が減少する可能性があるためです。ただし、相続人が株主として登記されている場合は、株式の増資によって増えた分の株式を取得する権利があります。相続人が株主でない場合は、相続手続きが完了するまで、増資に対する対処方法を検討する必要があります。具体的には、遺産分割協議書などの文書に基づいて、株式の保有比率や権利分配などを明確にすることが重要です。