事業計画
年間収支計画書の作成方法
2023/6/07 21:53
匿名 さん
文化庁のArts For The Futureに申請する際、新設の演劇集団のために1年間の収支計画書を別途提出する必要がありました。 公式のフォーマットがなく、また、申請事業(1公演)以外の過去の実績や今後の予定もないため、どのように作成すればいいのかわかりません。 具体的なテンプレートを使用して、収支計画書を詳しく作成する方法を教えていただけますか?
2023/6/27 02:25
田中 実 経営コンサルタント
埼玉県
年間収支計画書の作成方法についてご質問いただきありがとうございます。以下に、収支計画書を詳しく作成するための基本的な手順とテンプレートの例をご説明します。 ①収入の見積もり 申請事業(1公演)におけるチケット収入や助成金などの見込まれる収入を詳細に列挙します。過去の実績がない場合でも、同様の公演や業界の標準的な収入水準を参考にすることができます。 ②費用の予測 申請事業に関連する費用(演出費、舞台装置、音響・照明機材、俳優・スタッフの給与など)を具体的に見積もります。必要なものや予定されている活動に応じて費用を詳細に分類しましょう。 ③その他の収入と費用 申請事業以外に得られる見込まれる収入(助成金、スポンサーシップ、寄付など)や、必要な経費(オフィス賃料、広告宣伝費、経理費用など)も考慮し、明確に記載します。 ④収支計算 上記で洗い出した収入と費用を年間の収支計算に基づいて集計します。収入から費用を差し引いた結果がプラスになるように、収入を最大化し費用を適切に管理することが重要です。 以下は、年間収支計画書のテンプレートの例です。 【年間収支計画書】 ①収入見積もり ・申請事業(1公演)におけるチケット収入: XXX万円 ・助成金: XXX万円 ②費用予測 ・演出費: XXX万円 ・舞台装置費: XXX万円 ・音響・照明機材費: XXX万円 ・俳優・スタッフの給与費: XXX万円 ③その他の収入と費用: ・助成金: XXX万円 ・スポンサーシップ: XXX万円 ・広告宣伝費: XXX万円 ・オフィス賃料: XXX万円 ・経理費用: XXX万円 ④収支計算 収入合計: (申請事業のチケット収入 + 助成金 + その他の収入) = XXX万円 費用合計: (演出費 + 舞台装置費 + 音響・照明機材費 + 俳優・スタッフの給与費 + その他の費用) = XXX万円 収支差額: (収入合計 - 費用合計) = XXX万円 このように、収入と費用を具体的に見積もり、集計することで年間収支計画書を作成することができます。申請事業以外の収入と費用も考慮し、総合的な収支のバランスを確認することが重要です。 なお、テンプレートは上記の例とは異なる形式や項目でも構いません。自身の事業に適した項目や詳細を加えることで、より具体的な収支計画書を作成することができます。 計画段階では実績がないかもしれませんが、可能な限り具体的な数字や予測を用いて作成し、将来の事業活動や収支の把握に役立ててください。
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